#author("2019-01-21T20:51:50+09:00","default:admin","admin")
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&size(32){''第1回 「音楽と脳研究会」のご案内''};

*スケジュール [#u085aa1b]
''日時''  平成30年1月25日(金) 19:00~21:00~
''会場''  電気通信大学 西10号館2F 大会議室; (地図は[[こちら>http://www.uec.ac.jp/about/profile/access/]])~

*発表者 [#q691d4c1]
澤井賢一(東京大学)

*内容 [#qe2caaf2]
''時系列的な同一源性判断と多感覚的な同一源性判断が時間間隔知覚に与える影響''

脳は,感覚器を通して得た情報を処理するにあたり,複数の刺激の発生源が同じかどうかを判断することで外界の様子を適切に理解していると考えられる.ここでいう判断は,能動的に行うものではなく,知覚の過程で自動的に行われるようなものを指す.この同一源性の判断については,音脈分業のような時系列的なものや,腹話術効果で議論されるようなマルチモーダルなものがある.時間の知覚において,時系列的に同一源と判断された刺激は,その間の長さが短く感じられることが示唆されている.また,マルチモーダルな刺激が同一源と判断されると,それらが同時であると知覚されやすくなることなども分かっている.しかし,これら2種類の同一源性判断が互いにどう影響し合うか,また,影響し合った結果時間がどう知覚されるかは未知である.本研究ではこれらの同一源性判断と時間知覚の関係のモデル化を目指す.今回の発表では,クリック音とLED
フラッシュによって構成した時間パターンを観察した結果などを用いて議論を行う.



 

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