#author("2018-10-05T19:53:09+09:00","default:admin","admin") #norelated &size(32){''第48回 関東「音楽と脳勉強会」のご案内''}; *スケジュール [#hdde4f8a] ''日時'' 平成30年10月26日(金) 19:00~21:00~ ''会場'' 電気通信大学 西10号館2F 大会議室; (地図は[[こちら>http://www.uec.ac.jp/about/profile/access/]])~ *発表者 [#ja091ec1] 松尾 綾子 (東京電機大学) *内容 [#r312b936] ''「ピアノ奏者の曲仕上げ過程に伴う聴覚認知と演奏行動における関係 ―演奏の習得面での特徴と音環境への意識との関連について―」'' 本研究では、ピアノ奏者が曲を仕上げる過程で習得する『練習・演奏行動』の内容、及び音環境との関わりについて、『聴覚認知と演奏行動における法則性』という観点から定性・定量的に明らかにすることを目的としている。そのため、まず、曲仕上げ過程で習得していく内容と音環境への意識的な関わりについての実情を把握するために、当該分野において一定の技量を有するピアノ奏者を対象にインタビュー、アンケート調査を行った結果、曲仕上げ過程は主に4段階に分けられ、各段階で重要とする『練習・演奏行動』の内容は遷移し、それに連動して音環境への意識も第3,4段階にかけて高まる傾向のあることが推察できた。今後は上記の想定を基に、実音場内において音場の条件を変化させて演奏実験を行い、曲仕上げ段階や特に第3,4段階(最終仕上げ過程)における演奏者と音環境との関わりを具体的な関係因子別に心理・生理・音場の特性の面より明らかにしていきたいと考えている。 //*参加報告