#author("2018-11-19T12:24:17+09:00","default:admin","admin") #norelated &size(32){''第49回 関東「音楽と脳勉強会」のご案内''}; *スケジュール [#u695ca40] ''日時'' 平成30年11月30日(金) 19:00~21:00~ ''会場'' 電気通信大学 西10号館2F 大会議室; (地図は[[こちら>http://www.uec.ac.jp/about/profile/access/]])~ *発表者 [#i8d1441d] 箕谷啓太(東工大・JSPS) *内容 [#wa683ea1] ''「なぜ自分の演奏の録音は下手に聴こえるのか?−運動・知覚の共通ノイズ説−」'' 音楽演奏時には気づかないミスに、録音聴取時によく気づくと感じることがある。録音は演奏音のタイミングなどを忠実に再現するにもかかわらず、なぜこのようなことが起きるのだろうか?発表者らはこの問題について自己生成音のタイミングの知覚に注目し研究を行ってきた。この知覚の特性を調べるため、等間隔に提示される3音に続いてなるべく等間隔になるように4音目を鳴らす再生課題と、その自己生成される4音目のタイミングの早遅を判断させる弁別課題を組み合わせたものを参加者に行わせた。この課題での知覚特性と、弁別課題のみを行う条件などの統制条件との比較を行った。また、標的音の間隔の効果を調べるため、0.5、3.2秒の間隔を用いた。その結果、標的間隔が3.2秒の時に、自己生成時特有に判断精度が低下することが示唆された。この結果が、運動と知覚系での時間処理に共通なノイズが存在することで説明できることを数理モデリングにより示す。 //*参加報告