#norelated &size(32){''第9回 関東「音楽と脳勉強会」のご案内''}; *スケジュール [#z9f809ed] ''日時'' 平成27年1月23日(金) 19:00~20:00 &br; ''会場'' 電気通信大学 西10号館2F 大会議室 (地図は[[こちら>http://www.uec.ac.jp/about/profile/access/]])~ *発表者 [#a7b68c8a] 大澤 智恵(京都市立芸術大学) *発表内容 [#v4685873] ''「 ピアノ演奏者は弾くべきキーの位置をどのように「知って」いるか:記憶とリアルタイム知覚の役割」 '' &br; 鍵盤楽器演奏において、鳴らそうとする音高に対応するキーがどこにあるかを知ることは、適切な運動を遂行し演奏を成立させるうえできわめて基礎的で必須な事項である。本発表では、熟達度の異なるピアノ演奏者を対象としたキー位置指示実験の結果から、ピアノ演奏者のもつ鍵盤の空間的記憶の特性を報告する。また、視覚・聴覚情報フィードバックの有無を操作した演奏データから、それらの情報が演奏において果たしている役割について検討する。 *参加報告 [#k6a81973] 博士論文の研究として、ピアノ演奏者における音高の空間的記憶に関する実験を紹介いただいた。熟達者は、鍵盤がなくとも音高に対応した鍵盤のおよその位置を指し示すことが出来る。ただしその精度は完全ではなく、実際の演奏では感覚フィードバックにより補正している可能性があるとのことであった。また最近の研究として、このフィードバックの貢献を調べた実験も紹介いただいた。脱線して「音楽そのものの研究」とは何かという興味深い議論もあった。(橘) 博士論文の研究として、ピアノ演奏者における音高の空間的記憶に関する実験を紹介いただいた。熟達者は、鍵盤がなくとも音高に対応した鍵盤のおよその位置を指し示すことが出来る。ただしその精度は完全ではなく、実際の演奏では感覚フィードバックにより補正している可能性があるとのことであった。また最近の研究として、このフィードバックの貢献を調べた実験も紹介いただいた。脱線して「音楽そのものの研究」とは何かという興味深い議論もあった。(橘亮輔)