#norelated &size(32){''第1回セミナーのご案内''}; &color(tomato){本講演会は終了いたしました.ありがとうございました.}; &color(tomato){本講演会は終了いたしました}; *スケジュール [#i8620486] ''日時'' 平成25年12月11日(水) 15:00~17:00~ ''会場'' 電気通信大学西10号館2F 大会議室 (左記会場アクセスをご覧下さい).~ ''参加費'' 無料(事前登録不要)~ *プログラム [#n2bbbf3e] 招待講演 '' 野村泰伸 先生 (大阪大学) 「身体運動制御のマルチスケールシミュレーションの実現に向けて」''~ *講演要旨 [#h22b3151] ヒトの身体運動は,外部環境と力学的に相互作用する機械力学系としての筋骨格系と,制御・情報処理システムとしての脳・神経系が相互作用することによって生成される.脳・神経系は膨大な数のニューロンから構成される大規模ネットワークであり,脊髄神経系と複数の高次運動脳が階層的に構造化された運動制御器である.個々のニューロンが示す多様な電気化学的ダイナミクスは,特定の空間構造で多数のニューロンが相互に結合したニューラルネットワークのダイナミクスをどのように決定するのだろうか.ニューラルネットワークのダイナミクスとして表現された運動指令は,非線形な動特性をもつ身体ダイナミクスをどのように制御しているのだろうか.さらに,神経疾患に起因する運動障害のメカニズムは,システム科学的に理解できるのだろうか.このような疑問に対する答えを定量的に明らかにするためには,身体運動制御系のマルチスケールモデリングとその動態シミュレーションが有効だと考えられる.この講演では,身体運動制御のマルチスケールシミュレーションの実現に向けた取り組みを紹介する.